ゼオライトとPHバランス

PHバランスを整える

自然界に存在する鉱石・ゼオライトが、がん予防に期待されているのと同時に、ヒトの体内のＰＨバランスを整える役割を果たすといわれています。体のＰＨバランスというのは健康でいるためには非常に大切なのは皆さんご存知でしょう。健康な状態では人間の身体は弱アルカリ性（ＰＨ７．３５?７．４５）に保たれるそうです。その弱アルカリ性の体内環境があって初めて、体のシステムすべてが調和し、体が全体として正常に機能すると言われています。そのバランスがくずれて血液が酸性に傾くことは、生活習慣病のプレ症候群であるメタボリックシンドロームを初めとして、さまざまな健康障害が始まる原因であると言われています。またバクテリアは弱酸性の環境では育ちにくいため、体内のＰＨレベルが正常だと感染症にもかかりにくいと言われています。このバランスが細胞レベルで崩れるとさまざまな病気を引きおこすといわれています。（pHの異常に起因する病気の治療につながる可能性があるといわれています）

私たちの体内のＰＨバランスが崩れるとどうなる？

体のＰＨバランスを狂わせる要因は沢山あるそうです。そのひとつはダイエット。たとえばたんぱく質の多くて炭水化物の少ない食事法（アメリカで流行ったアトキンズダイエットやサウスビーチダイエット）です。蛋白質の割合が増えすぎると、（動物性のたんぱく質、特に肉や乳製品をとりすぎた場合）、体が酸性にかたむくそうです。結果、ホメオスタシス（恒常性）が働き、体が酸性から弱アルカリへと戻そうとする経過の中で、さまざまな疾患をのちのち生み出す現象（たとえば骨からカルシウムが流出したりすること、そして骨粗しょう症になる）がおきると言われています。 こうした経過を体がたどるとき、多くは酸性化した物質やフリーラジカル（活性酸素）によって体の内外部がダメージをうけると考えられています。

不幸にも食べ物だけでなく、精神的なストレスまでもが体内に酸性の物質を生み出すそうです。こうした物質すらもアルカリ性の身体が酸性化し、肉体的・精神的な各種症状（消化器官不良、筋肉疲労、心肺機能低下、免疫機能低下）などの大きな原因になるといわれています。（「Internal Cleansing」 Linda Berry,D.C,.C.C.N)

自然界に存在する鉱石・ゼオライトは、ここでも期待されています。この鉱石の分子がマイナスイオンを持つので、プラスイオンをもったプロトンを捕まえることによってヒトの体内のＰＨバランスを整え、さらに消化器官を正常に保ち、栄養素の吸収を促進するのでは、という期待がもたれているそうです。