幅広い殺菌スペクトル

次亜塩素酸ナトリウムは、200ppmに薄めると、pHは8.2〜8.8位のアルカリ性になります。このpHの範囲ですと、有効殺菌成分の次亜塩素酸分子(HOCl)の存在比は10%しかありません。これを、pH7.2以下にすると、存在比は70〜100%へと飛躍的に高まり、殺菌力が強化されます。

きんキラーは、極く微量の希塩酸を次亜塩素酸ナトリウムに混合しpH5.0〜7.3にすることにより、有効殺菌成分である次亜塩素酸分子(HOCl)を大量に含んだ殺菌水です。 (グラフ参照)

代表的消毒剤の殺菌に対する抗菌スペクトルの比較

きんキラーは、一般の次亜塩素酸ナトリウムのような(アルカリ系で塩素系漂白剤などの)成分と違い、中性から弱酸性でありトリハロメタンをほとんど生成しない大きな特徴を持っており、一般細菌からカビ、ウイルス、芽胞菌まで幅広く効果を発揮できる水です。

きんキラーは、好中球が生成するこの次亜塩素酸(HOCl)を、食品添加物の殺菌剤として認可されている次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)とpH調整剤として認可されている塩酸(HCl)を原料にして人工的に生成した安全で効果的な殺菌水です。